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★ Vincent Van GOGH [展覧会・アートイベント etc.]

★最終日の国立新美術館『 没後120年 ゴッホ展』へ、
 閉館40分前に滑込み。
 ゴッホは、1853年生まれ、没年1890年ということを頭に入れる。

◆最初は1887年3-6月の《自画像》と目が合う。
 34歳頃のゴッホがこちらを見ている。
 日本ではこんな強い目線の絵画と出会う事は(ほとんど)無い。
 ゴッホは格別かもしれない。

 図録を読むと、これが当初の色彩では無い事がわかる。
 厚紙に油彩で、しかも古典的ではない、速乾性の技法によることが、
 色を速く褪せさせた理由とのこと。

 展覧会は20代後半の作品、同時代の作品を集めた展示室から始まる。
 空いている時間帯のおかげで、一点一点しっかり見て行く事ができた。

 Van Gogh_2550.jpg

◆1887年9-10月《灰色のフェルト帽の自画像》のところまできて、
 その眼力に足を止めた。いろんな角度で5分くらい見いっていただろう・・・
 黄、青、補色対比、グレー、同時対比、緑や紫を感じさせる///
 かなり複雑な色で眼球を描き、表情筋をハッチングによってモデリングしている。
 が、やはり当初の色彩とはややことなる現状らしいので、イメージ操作が必要か。

 この自画像の右壁面は、ロートレックの《テーブルの若い女(白粉)》1887年
 左壁は同時代の、スーラとシニャックの点描による風景。
 この展示の配置はよかった。正面の青い大きな壁面への救心性が効果的だった。

●展覧会中盤すぎに、《アルルの寝室》1888年を忠実に原寸再現したコーナーがある。
 TBSドラマなどの美術プロデューサー・青木ゆかり氏が監修しているとのこと。
 展覧会前にたまたま飲み会で本人から話を聞く機会があったのだが、
 奥の窓ガラスや家具の再現、光の具合まで、こだわった作りで、
 つい足を踏み入れようかと思ったが(×)・・・けっこう本作を見る上で楽しめた。

◆最後の《アイリス》1890年、最晩年の展示室まで来ると、
 いたたまれないような空気感に圧倒される。
 これはもう自己を死に追い込み追い込まれて行くような、そんな感じだ。
 春に森アーツセンター『ボストン美術館展』で見た、
《オーヴェールの家々》1890年の雰囲気を、一部屋に集めた感じで、
 滅入りながらも、画家の迫力を堪能しながら会場をあとにした。

※この展覧会、次は九州国立博物館に巡回するんだ・・・1月1日から、、
 その後は、2月22日から名古屋市美術館にて。。

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ashid-design

蔦重もまだ行ってないし、ゴッホも行かなきゃ・・・忘れてた紹介ありがとう!でも年代の表記がちょっと間違ってる〜。
by ashid-design (2010-12-10 01:15) 

SHISEI

ashid-design さん

間違いご指摘ありがとう。

誤:1990年 ⇒ 正:1890年 訂正しました。
by SHISEI (2010-12-11 13:10) 

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