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★ 墨染櫻 [芸能・演劇・映画・音楽 etc.]

★『墨染櫻』という美しい演目の能を観に、宝生能楽堂へ。
 墨染櫻29032009.jpg
 http://www.shiotsu-noh.com/index2.html
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/tradition/CK2009032102000203.html

 「深草の野辺の櫻し心あらばこの春ばかり墨染に咲け」とワキが詠むところを、
 「深草の野辺の櫻し心あらばこの春よりは墨染に咲け」とするよう、桜の精であるシテが懇願する。

 そんな美しいテーマ(エピソード)をめぐって、謡と舞をまじえて演じられる能だ。
 この美しい歌は記憶にとどめておきたい。
 桜の見方が変わる。

 舞台には、はじめに桜の花枝を挿した山の作り物が運ばれる。
 今年は桜の花見をしていない。(上野公園でちらほら桜は見たけれど)
 これが最初の花見になった。

 喜多流 塩津哲生氏の能は初めて見た。
 ものすごい気迫の舞に、この場に居て良かったと思わせる能だった。
 それを成立させる太鼓/小鼓/笛/地謡が最高。
 ワキは、いつも宝生の能で観ている宝生欣哉氏。

 脇正面の後方だったが、これもなかなか良かったようだ。
 橋がかりすぐの席なので、舞台との空間感、演者の距離感が絶妙に見えた。
 最後に余計な拍手もなく、最後に自然に湧きおこって消えるような拍手。


 さて幽玄の世界から戻って、お茶の水のカフェで原稿書きに集中。。。。。。
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★阿修羅よ・・・   ☆ 花開天下春 [展覧会・アートイベント etc.]

★この1週間考え続けたことは、
 “阿修羅への祈りとは何か。阿修羅へ至る道程を、どう空間化するのか、その光とは”

 さまざまなことが脳の中をかけめぐり、集中力が要求された1週間だった。
 気力/体力を維持させてくれた一冊の本。
  ↓
『わたしの中の阿修羅』 ひろさちや 佼成出版社
 http://www.koseishop.com/ec/html/products/detail.php?product_id=4782
 わたしの中の阿修羅_7403.jpg

 宗教評論家 ひろさちや氏が、1978年・43歳で著した「阿修羅よ・・・・・・」初版から、26年後に加筆訂正を加えて、2005年に刊行した書だ。
ということは、初版は著者が、今の僕と同年齢の頃刊行したということで、書店で見かけてなんとなく共感を覚え、すぐに求めた。

 まだ第2章「アスラの栄光と没落」の途中を読んでいるところで、展覧会『国宝 阿修羅展』の期間中に読むつもり。(090331〜090607 東京国立博物館平成館にて)
 ↓
 http://www.asahi.com/ashura/
 http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=6113

◉奈良・興福寺の阿修羅像は、
 かつて大学の古美術研修施設から歩いて一番近いお寺だったこともあり、
 散歩がてらに立ち寄った興福寺国宝館で拝観して以来、もう何度見たことだろう。

 阿修羅像は、三面六臂でサンダル履き。
 髪を結い上げ、肩布・腰布をまとってカジュアルな感じだが、
 三対の腕がそれぞれ合掌/腕上げ/バンザイのポーズで、相手を威圧するようにも見える。
  カジュアルでありながら、畏怖の姿勢をとる、
  “ 正義の、そして異形の魔神 ” とでも呼びかければいいのだろうか///

 腕は、普通の一本の場所から三本出るため、かなり細くなる。
 三面のつながり、それぞれの頭部から首へのつながりと、耳の表現が困難なはず。
 美術解剖学的に矛盾をかんじさせず、これほど自然に、
 明確に造形しながら崇高さを保つ秘密は、
 その「あいまいさ」にあるのだと言う。

 光を当てると、その「曖昧な」造形が、微妙に表情を変化させるようだ。
 ヒゲ、を強調する光では、少年に見えた顔が、意外なまでに大人の顔に変わる。
 ある光では、その口髭・顎髭はほとんど見えなくなるのだが・・・


☆昨夜体はくたくた。4時頃まで頭が冴えてしまってテレビ「朝生」見ていたが、
 いつのまにか眠ったよう。昼頃起きて、夕方から稽古へ。

 床の書は、禅語の茶掛。
[ 花 開 天 下 春 ]
 御宗家が半白の時、書した一行書とのこと。
 大名としてのスケールの大きさ、打ち込みの強さに気迫が漲っているようだ。

 茶杓の歌銘は
〔 ささ浪や志賀の都は荒れにしを
         昔ながらの山桜かな 〕
             千載集 読人不知

  もう3月最終週、椿の季節も終わり。


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★ 『紫 明』第二十四號  ※藝術文化雑誌 [出版/寄稿/レクチャー/取材 etc.]

『紫 明』という、とても内容が濃く、密度の高い藝術文化雜誌に、小文を書かせていただいた。
   http://www.nohgakushiryoukan.jp/simeinokai.htm
   http://www.nohgakushiryoukan.jp/index.htm
   090323_紫明.jpg
     ↓
  『変わりつづける展示照明技術と、博物館・美術館が示すべき普遍性について』
                         (表題のままの内容です。)

 じつはこの雑誌を出版している、丹波古陶館/能楽資料館の両館へは、
 未だ訪問したことがなかったのだが、ぜひ訪問する機会をつくろうと思っている。。

 最初に執筆依頼の手紙をいただいて、見本誌をめくってみると、その充実の執筆陣に驚いた!
 拙文を載せていただく機会を得て、身に余る光栄。
 自分以外の頁を、大事に読みたい。。。
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★ぴあMOOK「国宝 阿修羅展」の公式ガイドブック ★にっぽにあ [出版/寄稿/レクチャー/取材 etc.]

★雑誌掲載・テレビ出演などご案内です。

★ぴあMOOK 『「国宝 阿修羅展」のすべてを楽しむ公式ガイドブック』

 《東京国立博物館 展示デザインの魅力とは?》

 http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/07220177
 3月19日発売 ¥1,300
 07220177阿修羅.jpg
 ※3/31~6/7に東京国立博物館にて奈良・興福寺の創建1300年を記念して開催される
 「国宝 阿修羅展」の公式ガイドブック


★にっぽにあ 第48号
 『特集★ 美術館でめぐる東京』 平凡社 238円(税別)
 http://web-japan.org/nipponia/archives/en/index.html
 http://www.heibonsha.co.jp/nipponia/nipponia-j.html
 《アートの仕事人たち・博物館を心躍る場所に》
 0903_にっぽにあ.gif
 ●日本語版ほか、13カ国語!に翻訳されて、世界に向けて発行されている雑誌です。
  ただし、残念ながら、今号で廃刊・・・ 
  もったいない気もするが、仕方が無いことなのでしょう。


☆NHK BShi 【放映終了】
  見られる環境に無く、まだ見てませんが・・・
 ■2009年 3月19日(木) ■午後8:00~午後9:50(110分)
 ハイビジョン特集「東京国立博物館 研究員が選ぶ12部門ベスト3」
 http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/text/p.cgi?a=001&d=2009-03-19&c=10&e=20181

 ※東京国立博物館は所蔵品11万件以上、何を見るか迷ってしまう。そこで、早まわりガイド。
  12部門の研究員が番組のために「至宝3点」を選び、作品を前に見どころを語る。
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☆現代の茶の湯  ★ルーシー・リィー [数寄・茶の湯・遠州流]

☆虎ノ門の日本消防会館・ニッショーホールへ急ぐ
 第二十三回公開討論会
 『現代の茶の湯』    主催:(財)小堀遠州顕彰会
 http://www.enshuryu.com/kenshokai/kenshoukai-koukaitouronkai.html
 20032009.jpg

 難しいテーマだが、熊倉功夫氏(林原美術館館長)により、見事な進行だった。
 パネラーは池内宗雪氏(池内美術主人)小堀宗慶氏(遠州茶道宗家)
 林屋晴三氏(東京国立博物館名誉館員)そして小堀宗実 遠州茶道家元という豪華な顔ぶれ。

 内容は濃く、わかりやすく、現代の茶のありかたへの問題提起もあり、笑いも多く、
 日常的に茶と密接に関わり、お互いを深く知り合ってこその「討論」だった。

◆前半は、古美術商の池内氏、林屋先生がこれまで行った茶会の取り合わせを、スライドで紹介。
 ・マックス・エルンストを掛物に使う:油絵はもっと空間を選ぶ、作るべき(池内氏)
 ・現代ものは自己主張が強すぎて難しい(林屋氏)
 ・茶花の出来については、「宗慶宗匠を意識するとうまくいかない」(林屋氏)の言に対して、
  「まったくバランスが悪くて、花が花入の良さを打ち消している」(宗慶氏)と返せば、
  「写真が悪い。本物はもっと良かった」とさらに返す林屋先生。。場内は爆笑。
  「掛け物と、花の中心を(なぜ千家さんのように)はずして置くのか」と家元から鋭い問。
  とにかくするどい言葉の応酬を、熊倉氏が実にうまく次の問題へとまとめながら前半は終了。

  当代第一の茶花の名手、宗慶宗匠の花を見る機会は未だ無いが、(この先もあるかどうか)
  とりあえず本で鑑賞するなら、
 『紅心 小堀宗慶の世界』
  http://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/06904.html

☆スライド中、印象に残った作は
 ・花入  スパイラル釉瓶  ルーシー・リィー作
 ・風炉先 鉄刀木 市松透 (明治期の作)
 ・建水  木地 銀彩    清水九兵衛作
 ・写真(床掛)「海景」   杉本博司
   ※海を渡るテラコッタ誕生佛との取り合わせ
 ・茶碗           当代 樂吉左衛門
 ・水指 白萩        三輪休雪
   ※現代では、塗蓋をうまく作る作家がなかなかいない。
 ・「佐川美術館 樂吉吉左衛門館開館一周年記念茶会」(席主 林屋晴三)
   の茶会の会記とその画像がとても貴重。。。あのコンクリートの空間の茶事には、どんな客が招かれたのだろう?

◆後半は、討論。
 ・(流祖遠州公の言葉をひきあいにして)
  利休さんなら現代を見て、現代の茶をするだろう・・・今も昔も無い(御宗家)
 ・現代の茶会の取合せをこうして見ると、「作家」が目立ち、そんなものは不要(御宗家)
 ・伝統工芸展の「作家」有名性と無名性/茶道具を作る「職方」の今昔の問題(林屋氏)
 ・「茶会記」のありよう、意味、批評・批判の精神は。。(家元)
 ・「立礼での濃茶」で、感動できる空間が、今後の茶の可能性を開くのでは。(池内氏)
 ・大寄せの茶会、茶事の現在・・・茶掛けの文字も読めずに、茶は成立するのか?
      いったい、“何をやっているのかわからなくなっているのでは?”(御宗家)
 ・いろんな(予算的)段階に合わせた、取り合わせの例などを提示してはどうか(林屋氏)
 ・大寄せにしても茶事にしても、「こころ」があるかどうか、が重要。(御宗家)
 ・どんな茶会でも必要なことは、(家元)
  “テーマ性” “メッセージ” “創造性(クリエイティビティ)” “楽しさ(ファン)” “ユーモア”
 ・テーマとメッセージ=コンセプトが重視ということであって、それは現代美術と同じ(熊倉氏)
   ※現代とのかかわりが欠かせないということ、これは重要な指摘だ。と同感共感。


★討論会終了後、六本木方面へ歩く。ルーシー・リィーが見たくなり、
 ミッドタウンの21/21で開催中の『U-Tsu-Wa/うつわ』を見る。
 http://www.2121designsight.jp/utsuwa_about.html
 20032001.jpg

 1989年の草月会館で彼女の展覧会を見て以来なので、なんと20年ぶり!
 まだ学生だった頃、この展覧会で展示デザインの重要性を悟った。
 手元には当時の展覧会の会場の様子を伝える雑誌「icon」が残っている//

 照明はERCOのエクリプス、一部で色温度変換フィルタを演出的に使っている。
 木のうつわの作家の展示照明は、どうやって天井に器具をつけたのだろう?脚立かな?
 その他は、応用光学のカッタースポットと、ローボルトの小型スポット(マックスレイかな)
 壁際は、ポリカの波板を一面に張って、そこに水を流す。下からFLトラフでW.W.。

 89年と同様に、水盤を使っているが、今回は水底に硝子瓶の底を2万8千個も敷き詰め!
 ポンプで微妙に水流を作って、水を浄化しているようだ。
 それにしても建築家の発想といっても、それを実現する施工精度は見事だ。

 題箋は無いので、手元資料の作品配置図を見て、名称/制作年代/材質と照らしながら作品鑑賞。

 ルーシー・リィーの作陶風景を、ビデオで見た。
 もともとはそんなに高価でなかったものを、日本の美術商が値を吊り上げてしまった・・・
 そんな討論会での話題を、脳裏に浮かべながら、自分でも値踏みしてみる。

 そういう事情なら、もっともっと上がるはず・・・
 89年の時は「へんな形の陶器だ」と思ったんだけどなぁ///

★ミッドタウンのカフェで、『茶の湯の不思議』を読み返してみる。
 http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&webCode=00880712003
 http://www.enshuryu.com/bookfushigi.htm
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☆ 防災・避難訓練 ☆ [都市・街・公園・光・風景]

☆先日の職場での防災・避難訓練にて

 『煙体験ハウス』で煙体験をした。
  16032009煙体験ハウス.jpg
  黄色いビニールハウスの入り口から、フラップをくぐって中に入ると、
  そこは黄色っぽい、白煙の世界。
  おもわずてさぐりしながら、携帯カメラのシャッターを切った。
  16032001防災訓練.jpg

  ほんの数十秒の体験時間のなかで、少し気分が緊張した。
  毎年恒例の訓練だが、緊張感を呼び覚ましてくれることは大事だ。


タグ:防災訓練
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VOCA展  ★ THE VISION OF CONTEMPORARY ART 2009 [展覧会・アートイベント etc.]

 夕方から上野の森美術館へ ★
 http://www.ueno-mori.org/tenji/voca/index.html
 090314VOCA.jpg

 VOCA展内覧会 1994年から始まったということだから、もう16回目。
 全国美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者などが、40才以下の若手作家の推薦して、
 その作家が平面作品の新作を出品するという展覧会。
 090314_VOCA.jpg

 派手さはないが、これだけ回を重ねてくると、時代の表現なるものが浮き彫りになってきて、
 それなりに楽しみな展覧会に育ってきた気がする。

 過去の出品作家を見ると、
 福田美蘭、大岩オスカール幸男、やなぎみわ、奈良美智、曽根裕、村上隆、蜷川実花・・・

 今年の推薦者では、
 山下裕二、窪田研二、逢坂絵恵理子、南嶌宏、蔵谷美香・・・ほかの方々も強力な面々が揃う。

 さらっと会場を眺める。
 印象に残ったのは、麻生智子、川見俊、櫻井りえこ、田中宏美////今後の活動が楽しみだ。

 美術館を後にして、西郷さんの前を通ると、樹木に不思議なイルミネーションが。。
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★大恐竜展 ☆博物館予告 [博物館・美術館]

★どうしても見たかった、国立科学博物館『大恐竜展~知られざる南半球の支配者~』内覧会へ出かける。
 http://dino2009.jp/
 090313_科博.jpg

 恐竜を知ることは、地球の歴史の断片を知ることである、ということらしい。
 今回の展覧会は、超大陸“パンゲア”から分裂した「ゴンドワナ大陸」がキーワードのようだ。

 実物化石、復元骨格、生体模型、イラストレーション、CG映像などなど
 さまざまなメディアによって展示が構成されている。

 舞台照明用のスポットライト数灯だけで、これだけの大型骨格をよく照明できるなぁ、
 などと思いながら、天井と照明器具を眺めながら、ダイナミックな骨格を楽しむ。
 090313_大恐竜03.jpg
 次回の東博での展示/照明の参考になった、かも。

 「マプサウルス」はやっぱり凄い。
 090313_大恐竜展02.jpg
 学名の意味は “大地のトカゲ”
 キャプションすべてにこのニックネームのような記述があるのが楽しい。
  メガラプトル=巨大な泥棒 ウネンラギア=不完全な鳥 タペジャラ=大むかしの神様

 会場で今回のイラストを描いた、友人のI君、Oさん、S君に会った。
 090313_イラスト.jpg

 彼らとは昔苦労した時代に、「同じ釜の飯を食った」と言えるような仲。
 学術的かつ創造的であることが要求される、粘り強い仕事に脱帽。敬服。
 帰って図録を見るのが楽しみ。「恐竜コラム」など面白そうな工夫も随所に。。

☆東京国立博物館の正門脇には、開催中の展示看板と、特別展予告が・・・おそろしや
 090313_東博看板.jpg
「黒田清輝のフランス留学」
 http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=6246


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★遠州忌茶筵 [数寄・茶の湯・遠州流]

★東京美術倶楽部で開催される『第363回遠州忌茶筵』へ。
 今回は初めて着物・袴で出かけた。
 08032009.jpg

☆同じ社中の方々と待ち合わせて、美術倶楽部内を巡る。
 以下、会記よりメモ
 
  花の間:拝服席・大寄せの広間で薄茶、菓子は「花菱饅頭」
   ↓
  昼 食:点心をいただく(吉兆)
   ↓
  展観席:財)小堀遠州顕彰会の名品の数々を鑑賞。遠州公辞世を詠む。
   ↓
  立礼席:社中の方の点法で、薄茶をいただく。菓子は「春の調べ」
   ↓
  雪の間:薄茶、菓子は「遠州草紙」
      茶杓はご宗家十八歳の作。
     「ふっ」と軽く、かい先のつくりが「くくっと」力強い。
   ↓
  済美庵:濃茶、菓子は「なごり雪」。
      作り立てすぐの主菓子はほんとうにやわらかで美味。
      床の掛け物は、◎重文・雲峰妙高の墨蹟・跋語・・・。
      箱書は小堀遠州筆。
      本席の釜は大名物「古天明 砕銭釜」義政・信雄・宗久所持。
      肌と象耳を眺める。

 朝10時半から廻って、袴の裾と足のしびれを気にしながら、夕方まで楽しく過した。
 帰りは東京タワーを眺めて帰る。雨が降らなくてよかった。
 08032001.jpg

 帰ってから雪駄の裏を見ると、踵の金具が2つはずれている///

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★黄不動  ☆利休 [博物館・美術館]

★サントリー美術館『三井寺展』展示替え後の再訪。
 国宝「黄不動」(不動明王像/黄不動尊)一幅 を見に行くのが目的。
 http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/09vol01/index.html
 http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/09vol01/img/list.pdf
 07032009三井寺展.jpg

●目的の『黄不動』を見る。
 壁付きケース内に仕切りを作ってあり、同一ケースの他の作品とは一線を画す扱い。

 “虚空に立つ”という全身の姿を、はなれて眺める。
 目・鼻・口・牙・髪・耳・飾り・剣・臍・左腕・右腕・足・衣・指 描写を目に焼き付ける。
 眼光、光背の炎の描写を見るが、見れば見るほど姿がぼやけてくるようだ。

 すばらしい、とかの感覚を超えた絵の室であることは確かだ。
 もういちど離れてみて、しゃがんで、ひざまずいて見てみる。
 これほどの絵画が展示されているのに、(幸いにして)わりと人並みは途切れがちだ。

 やはり見れば見るほど、この平安絵画のタッチはわからない。
 この感じは、レオナルドの画を見ている感覚に似ている・・・

●照明が変化する襖絵の展示は「第5章 勧学院障壁画と狩野光信」
 内覧会の時はほとんど気付かなかったので、今回はよく見る。
  ・通常の展覧会での一般的な照明
  ・ろうそくの光で見たような照明
 調光装置と蛍光灯安定器のマッチングが悪い?のか、チラツキが目立つ。

 蛍光灯のみの場合と、スポットライトによる照明の場合が、
 約3分ごとに繰り返しているという、調光が行われているようだ。
 こういう照明を行う場合は、もっと器具の光学制御手法を考えなければいけない。
 昼光の指向性や障子の拡散の具合、蝋燭や行灯の光の性質を意識したいところか。


★千利休・織部・遠州に関する雑誌/小説/漫画を続けて読んでいる。
 『千利休の功罪』
   ※雑誌「Pen」が年1回、茶道を特集する号。
 『利休にたずねよ』
   ※直木賞受賞作。知人がこの作家と同じ社中とのことを聞き、より興味がわいて楽しんで読んだ。
 『へうげもの 第8服』
   ※基本的には古田織部のストーリーだが、ここ第8巻に到って利休自決が迫ってきた・・・
 『なごみ 1994年5月号 “特集 きれいさび” 小堀遠州の試み』
   ※裏千家系の雑誌が、遠州の美「きれいさび」を特集。ネットで入手した。さて中身は・・・



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★歌銘から思った風景  ☆税務署の季節 [都市・街・公園・光・風景]

★本日の床はひなまつり/桃の節句にちなんだ飾り
 花は椿/木五倍子  真塗の台に、菱形の古銅花入れを時節に合わせて菱餅状に置いている。

 それにしても今日は足のウラがつった。正座がきつかった〜  疲れている。

 薄茶稽古で使用した茶器:四君子(蘭・竹・菊・梅)花丸漆塗 美しく蒔絵でかざられた棗だ。

 茶杓の歌銘は、
       ささ浪の滋賀の都は荒れにしを
              昔ながらの山桜かな

 03032001.jpg

☆何故か、この茶杓の歌銘から、今週振替休日を利用して税務署に行ったことを思ってしまった。
 思ってしまったのだからしょうがない。
 源泉徴収票の束をかかえての、毎年恒例の確定申告。

『確定申告会場』に行くと、「はじめて電子申告にトライ!」のコーナーに誘導された。
 立ち並ぶ簡易机に設置されたノートパソコンを、“立ったまま” での作業はつらい。
 まったく立食パーティならぬ、立式申告パーティである。

 iPodで音楽をききながら、1時間以上もキーボードを打ち込みつづけた。
 ブルース・スプリングスティーンのニューアルバム

 休日なのに、なんだかこちらで仕事させられて、税金をとられる巧妙な仕組という気がしなくもない・・・
 全部の収入を打ち込んむと、税金の金額が自動的に「確定」され、内容に間違い?か無いか確認して、
 最後にカチッとクリックすると、ネットを通じて「申請」されてしまったらしい・・・しっかり税金は払います。

 ※画像:税務署の7階から、NHKのビルと代々木体育館と、新宿高層ビル群が見えた。
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★金沢21世紀美術館 『杉本博司 歴史の歴史』 [博物館・美術館]

☆「雷鳥」に乗って、京都から金沢へ
 27022001雷鳥.jpg

★金沢21世紀美術館
『杉本博司 歴史の歴史』
 http://www.kanazawa21.jp/exhibit/sugimoto/
 28022009杉本博司展.jpg

【展示に関する覚え書きメモ】
 ↓
 最初の展示室に入る。化石が展示されている。
 んっ 気持ちのよくない、重い空間だ。

 なんだろう?この感じは。
 自然の断片(化石や骨など)、古美術の残欠などを、現代美術のように展示したいと、僕も考えていたのに、何かおかしい。。。。胸がムカムカしてきた。

 とりあえず、モノに罪は無く、質も悪くないので、見る集中力を高めた。
 作家が自ら語るビデオを見る。(前日の京都市美「画室の栖鳳」のようだ)
 大判の写真は、アシスタントがレタッチしている。とのこと。発見だ。
 なるほど、レンズについてとれないゴミは、ネガに写り込んでしまうので、消さないといけないのか。

「海」を撮った写真が9枚。円形の展示室にぐるっと。
 マイベストは「リグリア海」1993年の作品。

 “解剖学”の展示室。うーん・・・浅い感じだ。

 “宗教”の展示室。
 法隆寺の伝来裂とリストにあるのだが、無い。 正倉院裂は展示されているが・・
 監視さんに聞くと展示替えがあったらしい。残念。

「仮面」の支持具は耳穴に棒を掛け渡して、重り付きスタンド裏板を引っ掛けて展示されている。

 展示は身長175cm用の設定だな。150cm代の人にはちょっときつい。米国向きのつもりか??
アクリルカバーのケースはなかなかよい出来。調湿もどう納めているのか、外からだと見えない。

☆結局、作家が何がしたかったのか、わからなくもないが、コレクションをこのような形で見せつけられても、モノがかわいそうに見えてしまったのではないか。
 楽しみに金沢までいったのだけれど、前日の椿昇のほうが力強さを感じてしまった。

★コレクション展はおもしろかった。
 http://www.kanazawa21.jp/exhibit/collection/2008_2/index.html
 ダミアン・ハースト(1965年生まれ)の「バースデー・カード」。
 大きなピンクのハート形ペインティング。
 キャンバスにチョウチョが数羽貼付けてあって、ピンクのペンキで塗っている。

 そのほか、北側宏人(1967年生まれ)のテラコッタ彫刻も悪くない。

★「タレルの部屋」再訪。
  とても気持ちがいい。
 28022001タレルの部屋.jpg
 ※最初に訪れた時よりも、大分傷みがみえてきている。
 http://www.kanazawa21.jp/ja/03news/2009/index.html
 でも来月メンテナンスをするらしい・・・きっときれいになるだろう。アメリカの、乾燥した地域とではオッケーでも、湿潤な日本ではこういう作品の維持管理は難しい。
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黒猫★☆白蜂

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黒猫★☆白蜂